縮毛矯正と言うのはいったいどういうものなのでしょうか?
縮毛矯正とは文字通りくせ毛などの「縮毛」を「矯正」すること、つまりくせ毛を真っ直ぐなストレートにする事を意味しています。
髪の毛をストレートにすると言うと「ストレートパーマ」と同じではないかと思う方は多いと思いますが、縮毛矯正はストレートパーマとは違うものです。
では、なぜくせ毛は矯正をしないとストレートにはならないのでしょうか?
くせ毛の人の髪の毛穴はいびつな形をしています。その毛穴から髪の毛が生えてくると断面もいびつになり伸びてくるとねじれたり、うねったりしてくるようになります。これがくせ毛です。
しかしストレートの人は毛穴自体が丸く、生えてきた髪の毛の断面も丸いため障害がなく真っ直ぐ伸びてきます。
断面が丸いので櫛通りもいいし、手触りもサラサラだと言うことになります。
縮毛矯正とは毛穴を丸くするのは無理ですが今ある髪の毛のいびつな断面を薬剤と熱で丸くし、結果ストレートにする事です。
イメージですが曲がってしまっていびつな形をした針金を元の形のストレートにしようとした場合、真っ直ぐにしようと色々いじりすぎると折れちゃったりしてかなり大変だと言うことがお分かりになると思います。しかも相当な負担も針金にかかることになります。
同じように髪の毛も縮毛矯正という手段で真っ直ぐにするのですから髪の毛への負担はかなりあります。しかし、最近の縮毛矯正は技術も薬剤も進歩しているため、以前ほど髪の毛への負担はかからなくなってきています。
今では認知度も上がってきているため縮毛矯正を受けられる美容院も増えてきているし利用する人も老若男女関係なく増えてきています。
まだまだストレートパーマと一緒にしている美容院もありますが、基本的にはストレートパーマと縮毛矯正は別物です。
シスチン結合というものを切断後、再結合しているものがストレートパーマです。また加水分解しているパーマを応用したものが縮毛矯正です。
現在色々な縮毛矯正の方法がありますが、だいたいは加水分解のパーマを応用したものでアイロンを使ったり、ドライヤーやスチーマー遠赤などの熱を利用したりして行うものです。基本的には使用している薬や道具はストレートパーマとは全然違うものになります。
加水分解には賛否両論がありますが、加水分解そのものはアルカリと熱をもってたんぱく質を分解することです。それをパーマに応用した場合保水性もあるのでしっとりとして艶も出すことができるというメリットもあります。
縮毛矯正の良し悪しは技術によって決まると思ってもいいと思うのですが、熱を入れすぎるとたんぱく質を溶かしてしまったり、変形させてしまったりしてしまいます。また薬剤の使い方も非常に重要で髪の毛を軟化させることが不足してしまうと、どんなに熱を加えても髪の毛が伸びません。また逆に軟化させすぎてしまうと熱を加えるとチリチリになってしまう可能性があります。
また、美容院で施術後のクレームとして、髪の毛が折れてしまったというものが多くあがりますがこれは根元に薬がついてしまったことが原因です。